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敗退国のユーロ後を考えようイタリア編 [サッカー]







多分これでEURO関連の記事は最後
トリを飾るのは愛してやまないイタリア代表について語ろうぞ



ベスト8は万々歳




糞みたいな下馬評をひっくり返した今回のイタリア代表。
ベルギー戦の前に
「今回のイタリア代表は歴代最弱」
「イタリアGL敗退じゃね」
「ふふ奴は四天王の中でも最弱」
「我々は数年前からジャカのプレーに注目していたキリッ」

などと言っていた人が見事に手のひらを返した初戦の勝利。
スウェーデン戦のイタリアらしい勝利
スペインに内容の伴ったリベンジを果たしドイツと事実上の決勝戦を
繰り広げた。

内容は素晴らしかったし完成度はドイツ、ポルトガル、スペイン、ウェールズと
比べても遜色ないサッカーをしていた。


しかしながら、ジャッケリーニやパローロを酷使しまくるタイプのサッカーだったし
準決勝まで進んだチームと比べると個人のレベルは劣る。
日程的にも体力的にもベスト8が限界だったと思う。
逆にいえばコンテが限界まで最弱のアズーリの潜在能力を引き出して
ベスト8までたどり着けたといえる。


フランスには勝てそうだけど、ポルトガルにはきっと根負けしただろうしね。


まとめるとベスト8は極めて妥当だし、PK戦まで希望を持たせてくれたボアテング
に感謝ってとこだね。




コンテ式に誤魔化された潜在的な問題



タレントがいなくてもしっかりした規則を植え付ければ強豪国にも勝てるし
ペッレくらいの選手でも点取らせることができるんやということを証明して
しまった今回のイタリア。

しかしながら、バルザッリの代表引退によるBBC解体。前線の小粒感。
若手があまり育っていないなどワールドカップ予選に向けて問題はたくさんある。

でも、そこまでこの問題について言及してる記事は見たことがない。
監督変わってもコンテみたいにやれば大丈夫じゃねって楽観視してるのかはわからないけど
結構危機的な状況にあることは理解してほしい。



2018年もブッフォンが健在な保障はない。連帯保証人が担保責任果たしてくれるわけではない。
CBの4番手がイングランドの筋肉に頼った雑な守備に染まってしまったオボグンナ
だという驚愕の事実(コンテが指導したことがあるから選ばれたんだろうけどアストーリの
方がよかったよ)もある。


次の監督がどういうサッカーをするかはわからないけどいずれにしても
スペイン、ドイツ、フランス、ポルトガルより厳しい道が待ってるだろう。
イタリアサポーターはプレーオフまでW杯予選がもつれることを
覚悟しよう。






解決したい課題



とにかく思いつく問題点を列挙すると。

・マルキージオはともかくヴェラッティにデットオアランをさせるのはもったいない


・エルシャーラウィーの起用法方法。エデルの位置じゃダメなのか。


・バルザーリの後任。本命ルガー二、対抗ロマニョーリ、大穴カルディローラ


他にもジョルジーニョどうする問題

デシリオミランじゃ別人問題

ストゥラーロ大雑把問題。

キエッリーニ頭頂ドローン問題


などなど気になる問題はたくさんある。
FWは来シーズン都合よくラパドゥーラがブレイクすればいいのだが、今のミランには
何も期待しない方がみのためだ。

ただ毎年問題山積みなのに何やかんや勝ってしまうのがイタリアでもある
願わくはこの神通力がいつまでも続くlことを祈る。



終わり





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EURO2016を総括。蒼穹のベストイレブンEXODUS [サッカー]








ポルトガルの劇的な優勝で幕を閉じたEURO2016
最後にはモスキートロナウド助監督が爆誕するなど
話題に尽きないよい1か月だった。コパアメリカ含めようやく睡眠不足から
解放されるわけである。ジャパーニーズサポーターマジお疲れってっ所だ



さてさて、せっかくなので、敗退国考察とは別に大会全体を1回総括して
みよう。

GL最悪3位でもええじゃないか運動



ご存じのとうり今大会はグループリーグ三位でも決勝トーナメントに進出できた

よってグループに一つはある強豪国との闘いでは最悪0-1で負けても
得失点差とかで何やかんやトーナメントいけるんじゃねという考えが起こるのは
自然の流れ。それにより例年よりも点差がつく試合は少なくなり、俗にいう塩試合
も多かった。


GL3位でも優勝してしまうことはポルトガルがいきなり証明してしまったため、次回大会も
この傾向が都築そうな予感



片方のトーナメントに強豪国が集まってしまったのはそういう運命だったんだ
としか言えない。
フランスふくめ事実上の決勝を何試合もした結果、事実上の決勝戦参加国が
チェーンデストラクションしてしまった感は否めない

ただ、ドイツもイタリアもピークをその事実上の決勝戦に持ってきてしまったんだと思う

「こいつ戦いの中で成長してやがる」を地でいったポルトガルとフランスが決勝まで残った
のを見るとチームとして早々完成系を見出すのも不運なのかもしれない



それでもポルトガルは勝者である



勝者といえばトーレスだが、今回はポルトガルについてである。
GLから苦しみに満ちた試合をしてきたポルトガル。
その相手の長所を消す姿勢は一見つまらない風に見えただろう。


しかし、高度に組織されてないと相手の長所は消せないし、ボールを保持した時
には中々の攻撃をみせていた。クアレスマの隙があればラボーナしちゃう症候群は
健在だったし、ロナウドとナニはかなりの脅威になっていたはずだ



内容が優勝者にふさわしくないという声もあるかもしれないが、やってたことは
かなり高度なことだし、助監督ロナウド含めチームとしての団結力、延長を何回も
戦い抜いた精神力には感銘を受けた。
素晴らしい勝者だと思う。




その他の国、選手への雑感





スペイン、イングランドについては書いたし、イタリアについては明日にでも
別の記事を書こうと思うので、今回はそれ以外について


・ロシツキーラストダンスは寂しい。コンサドーレ札幌においでよ(寝言①)



・スイスのビルドアップをファボりたい。セフェロビッチに決定力があれば。。。


・オーストリアもっとやって欲しかった。ユヌゾビッチなーーー。あと俺の
イバンシュイッツ呼ばないようになったのなんでやねん


・スウェーデン守備はイサクソン中心によかったが攻撃がイブラにボールが入った次の
展開が足りなかった。エルムは病気だし、次のW杯予選は厳しいと思う


・ウェールズ、ラムジー欠場はブルーツ波受けれなくなったベジータを思い出した
だんだんベイル下がってく


・レナトサンチェスはプレデターだのなんだの言われてるけどあたしは
ドレンテを思い出したよ
彼は今どこでボールをけっているのか


・クラインハイスラーはブレーメンで暴れてください。あなたの名前は作品が作品なら
重要な政府高官クラスになれるものです。



・アイスランドは欲をいえばクジョンセンにゴールが欲しかった。火山噴火は
バルセロナ方面がうるさいから駄目よ。



・ベルギーはやることの方向性は間違ってないのであとは監督が成長してくれれば


・ポドルスキのマスコット化が止まらない


・ザザの彼女の好感度がストップ高


独り言は終わり



ベストイレブン


GKパトリシオ
次点はブッフォン


右サイドバック
ヒサイ
ムニエとスルナで迷い倒した


CB二人
ボヌッチ
ぺぺ

ぺぺは鉄壁だった。攻撃面の貢献を重視してボヌッチを選択
キエッリーニ、フンメルス、コシェルニーが次点か。ボアテングはあのハンドはないぜ


左サイドバック
ゲレイロ
見た試合の偏りのせいか左サイドバックはそんなにいいと思う選手がいなかったので
いろんな人が押してるこの人を。デシリオは今回SBじゃなかったしね。



MF
イニエスタ
説明不要
モドリッチ
説明不要その2


パローロ
タレントとして限界あったけどイタリアの戦術をデットオアランで支えたのでそれを評価


ジュジャーク
ハンガリーのマークザイン
ひとりで試合を決めてしまう力を持った選手だと思う


ベイル
説明不要その3


FW
グリーズマン
フランスをけん引したナイスガイ
バラックの二の舞にならないことを切に祈る




後半になるにつれ雑になったけど
言いたいことはだいたい言ったからひとまずこれでおしまい



終わり

















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フランス対ポルトガルプレビュー [サッカー]









いよいよEURO2016決勝戦が未明に行われる
コパアメリカ含め、睡眠不足と戦ってきたサッカーファンの消耗戦も
あと1試合を残すのみとなった


勢いでは5分5分だが



両チームとも試行錯誤しながら戦ってきたチーム
フランスは決勝トーナメントでグリーズマンの決定力を最大限に生かす
まるでアトレティコのような形を形成し、勝利してきた
これに対しポルトガルはボールを捨てても保持しても強い変幻自在
なチームだ。


それぞれ完成度は日に日に高まっており、甲乙つけがたいのが正直な
印象だ

試合内容としてはポルトガルがボールを保持し、フランスがカウンターを
狙うような展開になるんではないかと思う

ウェールズはベイル以外はそこまで怖くなかったがフランスはジルーや
ポグバ、パイェがいる。ここまで奮闘してきたぺぺの牙城を打ち壊す力
は十分ある。



対してフランスはウンテイテイがロナウドやナニを捕まえきれるか
が運命の地平線になるだろう


予想というか俺の希望は
ポルトガルの3-2勝ち


実際にはPK決着な気もするぜ



では各自寝坊しないように早めに寝ましょう


終わり










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敗退国のユーロ後を考えようスペイン編 [サッカー]








準決勝2試合とも寝坊して見逃したおじさんだよ

EURO2016で早期敗退に追い込まれてしまった国々の今後を勝手に考えようの
コーナー。第二回はスペイン編だ。

W杯よりはまともになった印象のスペイン
でもクロアチアに負けちゃってるし、イタリアには封殺されちゃったしで
結果は何とも言えない感じ。ただデルボスケもいなくなるし、ここいらで
スタイル変えるのか変えないのか一番注目している国でもある
後任はまだわからないが誰になるか楽しみである



アトレティコかバルセルナか


今までのスペイン代表はグアルディオラのバルセロナから連なるパスサッカーを
やってきた。自国リーグの強いチームのサッカーを代表に持ち込みましょう運動
の先駆けであり、その効果は今回のイタリア代表でも証明されてしまった。
イングランドはレスターやればよかったねって言われるのも納得である。

そしてスペインにはバルセロナ以外にも結果を出しているチームがある
アトレティコマドリードである。
バルセロナとは対極にあるカウンタースタイル(ボール保持もできるけど)
を代表に取り入れるにはかなりテコ入れが必要になる。


イニエスタをどこに入れるかとか、グリーズマンロールを誰にやらせるのかなど
単純にアトレティコメンバーで固めればいいというわけにはいかない問題点が出てくる。

グリーズマンロールはノリートには荷が重い。ビジャに郷愁を覚えた人も今大会少なくない
だろう。トーレスはモラタ、アルカセル、まさかのそのまま本人続投で補える。
ガビとAフェルナンデスはブスケツとコケかサウールをサイドハーフではなくここで起用する。
空いたサイドハーフにイニエスタかイスコを入れる

ここまでしてアトレティココピーするくらいならそのままパスサッカー継続してもいい
と思う。
チアゴとかセスクとかアトレティコやるなら持て余すけどパスサッカーなら
全然主力張れる選手もいる。
そしてCB以外なら若手のタレントも枯渇してるわけではない。


まとめるとアトレティコやっても面白いけど、失うものもあるからパスサッカー
継続でも全然アリ
という事です。だから後任がどんなことをしてくるか楽しみである




最後に選手の印象を
モラタはもう少しで完全にチームになじめそうだっただけに早期敗退が残念
準決勝くらいからゴールラッシュがあったかもしれない

トーレスやっぱ見たかったね
イニエスタはやっぱりイニエスタ
シルバ年取ったかね
ラモスとピケは批判も多いけど世界最高峰
ファンフランはよほどPK外したのがダメージ大きかったんだろう


以上















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イニエスタの「無限の広がり」とは [サッカー]






先日スポーツ小宮さんがつぶやいた内容がプチ炎上した

要旨をいうと「ポグバとイニエスタだったら圧倒的にイニエスタが優れている。イニエスタは
プレーに無限の広がりがある」
とのことである。



これに対し無限の広がりwwwとか ポグバの良さを分かってないだの罵詈雑言が氏に
対して送られていた。その行動は非常に見苦しいく不愉快だったがそれはさておき
イニエスタとポグバの差は何なのか私なりに解説する。




イニエスタは賢者、ポグバはバトルマスター


イニエスタがチームにいるとチームの質が一段階上がるとは昔から言われている
味方が一番次の動作に移りやすいパスをドンピシャのタイミングで送るその
技術には感服する。またあまり目立たないが小柄ながらもボール奪取スキルも
非常に高い。
イニエスタが中盤にいることで、前線の選手には良質のボールが提供され、後ろの
選手の守備の負担も軽減される。
ドラクエでいえばスクルト、ルカナン、フバーハなどでパーティーの継戦能力を上げる賢者タイプ
と言えるだろう(唯一決定力が弱点だしね)

これに対してポグバはよりゴールに近い位置でのプレーを得意とするタイプのMFである
ドリブルで単独突破、サイドでクロスを上げる、ウイングやサイドバックとの連携で有利な
状況を作り出す、ミドルで強引にゴールを狙う
イニエスタと比べると前よりの場所で決定的な仕事をするのが得意な選手である
ドラクエで言えばせいけんずきやはやぶさ切りでボスにダメージを与えるバトルマスター
的な仕事内容である(あくまでMFとしてね。もちろん守備もする)

役割が違うなら批判は無意味化というとそうではないと思う
こういう議論するの楽しいでしょ




無限の広がりとは

冒頭の発言に戻る
恐らくだが小宮氏はプレー選択の幅の違いをこの一節で言い表したかったのではないだろうか

注意して観察するとポグバのプレーは先読みできることがおおい(観客視点で)
ちょっとドリブルしてミドルかな
サイドに展開してワンツーかな
など「次何をするんだろう」という想像力を掻き立てるプレーがイニエスタと比べて少ない
それが悪いことではない
実直に正解のプレーを選択するのは非常に重要だ。



だがイニエスタは「次何をしてくるんだろう」という高揚感を我々に与えてくれる。
プレーの幅が桁違いなのだ。
大外のオーバーラップアルバに合わせる浮き球パスかな
セスクを裏に飛び出させたいのかな
アドゥリスに落としてもらいたいのか
こういう私の読みを超えるプレーを彼は繰り出してくる

極端にわかりやすく言うと。
バトルマスターはほぼ攻撃の特技しか覚えないけど賢者は補助、回復、さらには攻撃
魔法も覚えるから、いろんなことできるよね。ということである


それを無限の広がりという表現をしたのだろうと勝手に思っております


以上










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敗退国のEURO後を考えようイングランド編 [サッカー]

EURO2016が佳境を迎えております

ベスト4が出そろい今週半ばには準決勝が行われファイナリストが
決まる。
一方で早々に大会をさることになった国も多々ある
今回からそれらの国に焦点を当てて、2018W杯にむけて
どのようにチームを変えていくべきか考察してみよう


第1回はイングランドが対象だ

ユーロ離脱だの珍グランドだのイングランドはイングランドだから優勝しないだの
散々な言われようだったイングランド

ホジソンが辞任を表明し監督が代わるがどのようなサッカーを目指すのか
勝手ながらかたりましょうぞ









戦績はロシアスロバキアに引き分け、ウェールズには謎の勝ち方をしたものの決勝トーナメント
で氷河と火山の力でイタリアに匹敵する堅守を誇る伏兵アイスランドに散る



内容も悪く純粋なタレント力と強豪国神通力でトーナメントまで生き残った格好


メンバー選考では喫煙者ではなく飲料水を呼べという声が大半だったけど
ウィルシャー自体の出来は悪くなかったし、ドリンクウォーターいたからと言って
何かが変わったかと言われると・・・・・
なんでメンバー選考はそこまで言うべきところはないと思う。

トッテナムかレスターか

大会中よく言われたのはトッテナムではなくレスターをやれという意見
2014でホジソンはそのシーズン調子が良かった(スアレス大暴れだった)
リバプールメンバー中心にくんでグループリーグで敗退している
今回もトッテナムメンバー中心でやったらちぐはぐだったでござるの巻


スペインのような細かな技術はないが、イタリアの戦術を理解できるくらいの
頭があることはディマテオのチェルシーがCL制覇したことや、レスターの躍進からもうかがえる


ユナイテッドがつよかったころも4-4-2だったし、立てに早いキックアンドラッシュのサッカー
が身に沁みついてる国民性なんだからここはレスター式4-4-2でプレミアらしいサッカーを
目指してみてはどうかと。
アトレティコのおかげで4-4-2の守備戦術はみががれてるんでそれをうまく浸透させれる
監督を探しましょう


というわけで2018年目指してイングランドが目指して欲しいのは
4-4-2の縦に早いサッカー。
そして守備戦術に明るい監督を招致しデルアリやらローズやらに戦術的な秩序を教え込むこと。


現時点でスタメン組むなら
GKハート
RSBクライン
CBケイヒル、ジョーンズ
LSBローズ(戦術的に優れた若手が出てきてほしい)
RSHルーニー(マレズロール)
CMヘンダーソン、ダイアードリンクウォーターから二人
LSHミルナーもしくはララナ
CFバーティー、スターリッジ

といったところだろう







最後に個々人に抱いた印象など
デルアリはランパードクラスにはなれなさそう
ラッシュフォードは2006年のウォルコットよりは良かった。イブラに稽古してもらって
化けてほしい。
ヘンダーソンが三戦目以外で目立たなかったのが残念
ローズは筋肉に頼りすぎてる印象ウォーカーも
ハートは半年に1回のミスがアイスランド戦で出てしまった印象
評価を下げる必要はないと思う

ルーニーはやっぱ別格

以上



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